築57年中古住宅の外壁塗装 現場で決定した外壁の色をいよいよ塗装!
前回投稿した記事では、外壁塗装の色決めの様子をレポートしました。
外壁の塗装という大がかりなものということもあって、色選びに失敗しないように納得のいく色を現場で調色しながら決定。
タカラ塗料オリジナルカラーに採用され、「ナイトフォール」という色名がつきました。渋かっこいい外観になりそうでワクワクします。
築57年中古住宅の外壁塗装 長屋の外壁ならDIYで塗装できる!
長屋とは、戸建のように独立しているのではなく隣の家と壁を共有する構造になっている住居のことです。基本的には玄関のある正面だけが「自分の家の外壁」ということになります。
そう考えると、外壁の塗装と言えど家の四方全部を塗装する必要はなく、ちょっと高さのある壁一面を塗装すればいいだけ、ということになりますよね。
それだったら自分で外壁塗装できそうな気がしてきたぞ、と思いませんか?
実はネイビーの家のお隣、アッシュグレーの家の外壁はすでに塗装が終わっています。もちろん、DIYです。
細かいところのタッチアップは後日になりましたが、ほとんど一日で塗装することができました。
ネイビーの家の外壁も、DIYで塗装していきます!
築57年中古住宅の外壁塗装 モルタルの外壁の塗装方法とは?
ネイビーの家の外壁にはモルタルが使われていました。モルタルとは、セメントに水と砂を混ぜてペースト状にしたものです。
現在は外壁にパネルを貼っていくサイディングが主流ですが、戦後の日本ではモルタルの外壁が一般的だったそうです。今でも和風住宅に合う外壁材ということでそこそこ需要があるみたいです。
建ってから57年経過している割にはまぁきれいかなーという印象ですが、道路付近の壁の汚さがすさまじいですし、玄関の庇(ひさし)の上の屋根(?)が「よっ!昭和!」と囃し立てたくなるような意匠性…。古めかしさを助長しています…。
深いネイビーの「ナイトフォール」で塗装して、スタイリッシュな外壁の色に変えていきたいと思います!
▼モルタルの外壁の塗装手順
1)下塗りをする
まずは下地にカチオン系の「含浸シーラー」を塗装します。
この含浸シーラーは、モルタルの表面をしっかり固めて塗料の余分な吸い込みを防ぐ効果があります。
外壁全体に塗って、2時間程度乾かします。
2)上塗りする
2時間後、含浸シーラーが乾いたら外部用の水性塗料を塗装します。
配管のパイプも玄関の屋根(?)の瓦も全て同じ色で塗装していきます。こうすることで様々なパーツが悪目立ちすることなく統一感が出て、よりかっこよくスタイリッシュな仕上がりになります。(塗るものによっては下地処理が必要な場合があります。)
塗装完了!
こちらのネイビーの家の外壁塗装も、ご覧の通り大まかなところは一日で塗装完了しました。あとは細かい部分のタッチアップなどを行っていきます。
塗った面積は約15㎡で、使用した塗料は約6kg。塗料代は大体2.5万円程です。塗装業者さんに頼んだらウン十万かかると考えればだいぶ安くすみますよね。
外壁を深いネイビーで塗装したことで、おしゃれな古民家カフェみたいな雰囲気になって大満足です!
外壁の汚れも消せるし、適切な下処理をすれば違う素材でも同じ色にできるし、塗料のメリットっていっぱいあります。
色を変えたい、汚れを消したい、印象を変えたい、という時にこそ塗料は有用性を発揮するんです。
塗料ってアリかも?と少しでも思われた方はぜひ当店までお問合せください。長年のお困りごとが解決するかもしれません!
【ブログでご紹介した塗料はこちら】
▼タカラ塗料オリジナルカラー・外部用水性塗料<ナイトフォール>
▼含浸シーラー
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タカラ塗料代表大野
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