昭和に建てられた築古の空き家が、塗料の力でどれだけ変わるのか?
タカラ塗料では塗料販売店自らそれを実証するために、築57年の長屋のペイントリノベを進めてきました。
塗っていないところはほとんどないと言っても過言ではない今回のペイントリノベ。これからの記事では、実際にどこを塗装してどんな風に変わったのか、まとめていこうと思います。
築古の中古空き家物件は、外観も劣化や古さで気になるところがいっぱい!
家の「顔」となる外観。いくら内装がきれいでも、外観が劣化していると気持ちが萎えてしまうものですよね。
(外観と内装のギャップを楽しむ、というのもあるかもしれませんが…)
このネイビーの家の外壁で個人的に気になるのは、
①1F部分の汚れ
②玄関ドアと窓枠サッシの色が揃っていなくてちぐはぐ
③玄関ドアの上の庇(?)瓦が乗っている部分がダサい
この三点でした。
気になって気になって目についてしょうがないこの三点が、塗装するだけでご覧の通り…。
雰囲気がガラッと変わりました!
①1F部分の汚れ
→塗装することで汚れが見えなくなった
ちなみに、汚れをきれいに落としてから塗装しているわけではありません。簡単に落ちない汚れは上から塗装してしまえばなかったことにできます!
②玄関ドアと窓枠サッシの色が揃っていなくてちぐはぐ
→同じ色で塗装すると統一感が出た
外壁の色と合う配色を考えて、玄関ドアと窓枠サッシはタカラ塗料オリジナルカラー「ファニチャーブラウン」で塗装しました。
特に窓枠サッシのアルミそのものの色がこのネイビーの家の野暮ったさを助長していましたが、モノ自体は同じなのに塗るだけでまったく気にならなくなりました。
③玄関ドアの上の庇(?)瓦が乗っている部分がダサい
→外壁と同じ色で塗装したら外壁と同化してかっこよくなった
玄関ドアと窓枠サッシ以外は全て、外壁と同じタカラ塗料オリジナルカラー「ナイトフォール」で塗り潰しました。こうすることで瓦が悪目立ちすることなく馴染んで、逆にこの意匠性がかっこよくすら見えてきます。
ちなみに、ポストや配管、電気メーターまで塗装しているのにお気づきでしょうか?
これ、塗装しないままだとやっぱり「ポストのアルミ」とか「配管の白」とかが目について気になると思うんです。
実際、雨どいの色は外壁と合わないから、雨どいは正面から見えない位置に配置するとおしゃれな家づくりができるみたいなアドバイスを聞いたことがあります。
塗料屋のアドバイスとしては、「だったら外壁と同じ色で塗ろう」です。
違う素材でもまったく同じ色にできる、というのが私がペンキが好きな理由の1つです。
長屋だったら外壁もDIYペイントできる!
外壁塗装ってDIYでできるの?と思われる方が多いと思います。
「塗装」だけを考えるとDIYでもできると言えるんですが、外壁塗装で大変なのは例えば一般的な二階建てや三階建ての住宅だと足場を組まないと塗装ができないという点です。
そうなると、足場を組むのはもちろんDIYではできませんし、2F部分を塗装するのは危険が伴うので、よっぽどDIYに慣れている方でなければ正直難しいと思います。
ただ、長屋となると話は別です。
というのも、長屋は隣同士が隣接している構造のため、正面だけ塗装すればOK。脚立や継ぎ柄(ローラーハンドルにジョイントして使う長い棒)を使用する程度で十分塗装することができます。
2F部分はベランダから塗装できますし、大体が凹凸のある素材でまっ平らな面に塗装するわけではないので、そんなに気を遣わなくてもきれいに塗装できます。
ほぼ一日で8割方の外壁塗装が完了。暑い中当店代表が一人で塗装してくれました。(感謝です…!)
今振り返ってみても、塗ってよかったなと改めて思います。
こんな風に、実は塗れるとか、業者に頼まずともDIYペイントできるものって結構多いんです。
「きれいにしたい」「変えたい」ときには塗装という選択肢を考えてみてください!
▼窯業系サイディングの外壁の塗装方法・塗料のご注文はこちら
https://howtopaint.gallery/?pid=92666649
外壁の塗装方法は他の記事でご紹介しています。
▼ネイビーの家の外壁塗装
▼アッシュグレーの家の外壁塗装
https://takara-paintrenove.seesaa.net/article/501795105.html
▼ブル―グレーの色の外壁塗装
https://takara-paintrenove.seesaa.net/article/493591044.html
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